よくわかる「flexbox」基礎編(1)ヨコ方向(html,css)

こんにちはtanakaです。

今回は「flexboxの基礎」を説明します。

「flexbox(フレックスボックス)」は、親要素へ命令を入れ、子要素を並べる機能です。

「flexbox」を使うと
子要素をキレイに並べることができます。

画像blog-flex-box-basics78

「flexbox」を使う手順は以下の通りです。

1:「flexbox」開始を宣言
2:ヨコ方向かタテ方向どちらに並べるかを決める
3:主軸の調整
4:交差軸の調整
5:完成

この手順で使います。

「flexbox」は、とても重要なので覚えておいた方が良いでしょう。

それでは、
詳しく説明していきます。

文字化けします

<コピー、ペーストすると文字化けします>

このページのコードをコピー、ペーストすると
「ダブルクオーテーションなどの一部が文字化け」
して正常に機能しなくなります。

十分ご注意ください。

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「flexbox」とは?

「flexbox」とは、親要素へ命令を入れ、子要素を並べる機能です。

「flexbox」を使えば、
子要素をキレイに並べることができます。

画像blog-flex-box-basics78

「flexbox」並べ方は5種類

「flexbox」は「5種類」並べ方ができます。

1:ヨコ
2:タテ
3:折り返し(ヨコ)
4:折り返し(タテ)
5:文字の底辺でそろえる

詳しく説明していきます。

<「flexbox」5種類の並べ方>

1:ヨコ

画像blog-flex-box-basics01

2:タテ

画像blog-flex-box-basics02

3:折り返し(ヨコ)

画像blog-flex-box-basics03

4:折り返し(タテ)

画像blog-flex-box-basics04

5:文字の底辺でそろえる

画像blog-flex-box-basics05

「flexbox」使い方手順

「flexbox」は、以下の手順で使います。

1:「flexbox」開始を宣言
2:ヨコ方向かタテ方向どちらに並べるかを決める
3:主軸の調整
4:交差軸の調整
5:完成

この手順で使います。

「flexbox」作ってみよう(説明)

それでは「flexbox」使って何か1つ作ってみましょう。

分かりやすい「ヨコ方向」が良いでしょう。

<「flexbox」作ってみよう説明:ヨコ方向>

それでは「flexbox」を使って作ってみましょう。

作るのは「ヨコ方向」です。

<置き場所>

画像flex-box-basics101

<並べるもの>

画像flex-box-basics102

<完成>

画像flex-box-basics100

作る手順

「flexbox」は、以下の手順で並べます。

1:「flexbox」開始を宣言
2:ヨコ方向かタテ方向どちらに並べるかを決める
3:主軸の調整
4:交差軸の調整
5:完成

これらの命令は全て「親要素」へ入れます。

それでは、
順番に見ていきましょう。

<1:「flexbox」開始を宣言>

まずは「flexbox」の開始を宣言します。

これがないと「flexbox」は始まりません。

それでは

「flexbox」を開始するには、
どの「cssの命令」を使うのでしょうか?

「display: flex(ディスプレイ・フレックス)」を使います。

これが「flexboxを始めますよ」という合図になります。

.box01 {
  display: flex; ←開始宣言
}

<2:ヨコ方向かタテ方向どちらに並べるかを決める>

「ヨコ方向」「タテ方向」どちらに並べるかを決めます。

今回は「ヨコ方向」でいきます。

なので

「ヨコ方向で行きますよ」という命令を入れます。

それでは

「ヨコ方向にする」には、
どの「cssの命令」を使うのでしょうか?

「flex-direction: row(フレックス・ディレクション・ロウ)」を使います。

これが「ヨコ方向にしますよ」という命令です。

1:direction = 方向
2:row = ヨコ

という意味です。

.box01 {
  display: flex; ←開始宣言
  flex-direction: row; ←方向決める
}

<3:主軸の調整>

「主軸の調整」します。

何やら難しい言葉が出てきました。

「主軸」とは、何でしょうか?

主軸とは「並べる方向」のことです。

画像flex-box-basics103

今回、並べる方向は「ヨコ方向」です。

なので「主軸はヨコ方向」になります。

そして

今回やるのは「主軸の調整」です。

つまり

「ヨコ方向の調整」ということになります。

<主軸の調整の例>

それでは「主軸の調整」をいくつかやってみましょう。

「ヨコ方向の主軸の調整」を見ていきます。

ヨコ主軸の調整「前づめ」

画像flex-box-basics104

ヨコ主軸の調整「中央」

画像flex-box-basics105

ヨコ主軸の調整「後づめ」

画像flex-box-basics106

それでは

「主軸の調整」には、
どの「cssの命令」を使うのでしょうか?

「justify-content(ジャスティファイ・コンテンツ)」を使います。

1:justify = ととのえる
2:content = コンテンツ

ととのえるコンテンツで「justify-content」です。

.box01 {
  display: flex; ←開始宣言
  flex-direction: row; ←方向決める
  justify-content: space-around; ←主軸調整
}

<4:交差軸の調整>

最後に「交差軸を調整」します。

また難しい言葉が出てきました。

「交差軸」とは、何でしょうか?

交差軸とは「主軸と反対の軸」のことです。

「反対の軸?」

そうです「反対の軸」です。

主軸がヨコなら、交差軸はタテになります。

つまり

「並べる方向と反対の方向」になります。

画像flex-box-basics109

<ヨコ方向の交差軸を調整してみよう>

「交差軸の調整」をいくつかやってみましょう。

ヨコ交差軸の調整「前づめ」

画像flex-box-basics110

ヨコ交差軸の調整「中央」

画像flex-box-basics111

ヨコ交差軸の調整「後づめ」

画像flex-box-basics112

それでは

「交差軸の調整」には、
どの「cssの命令」を使うのでしょうか?

「align-items(アライン・アイテム)」を使います。

交差軸を調整する命令は「align-items」です。

1:align = 整列
2:items = 項目

項目を整列で「align-items」です。

.box01 {
  display: flex; ←開始宣言
  flex-direction: row; ←方向決める
  justify-content: space-around; ←主軸調整
 align-items: center; ←交差軸調整
}

<5:完成>

これで完成です。

画像flex-box-basics100

<おさらい>

1:「flexbox」開始を宣言
2:ヨコ方向かタテ方向どちらに並べるかを決める
3:主軸の調整
4:交差軸の調整
5:完成

css

.box01 {
  display: flex; ←開始宣言
  flex-direction: row; ←方向決める
  justify-content: space-around; ←主軸調整
 align-items: center; ←交差軸調整
}

「flexbox」作ってみよう(実践)

「flexbox」の一通りの流れを見てきました。

次は「実践」です。

実践では「html、cssのコード」を見ながら「ヨコ方向」を作ります。

作るものは同じです。

それでは、
作っていきましょう。

<完成画像とhtml,cssコード>

完成とhtml,cssコードです。

html,cssのコードは、じっくり読まなくて大丈夫です。

後ほど詳しく説明します。

まずは「何となく見て」ください。

<完成>

画像flex-box-basics100

html

    <div class="box01">
      <h2 class="sample01">1</h2>
      <h2 class="sample02">2</h2>
      <h2 class="sample03">3</h2>
    </div>

css

.box01 {
  width: 330px;
  height: 120px;
  background-color: rgb(86, 185, 169);

  display: flex;
  flex-direction: row;
  justify-content: space-around;
  align-items: center;
}

.sample01 {
  width: 80px;
  height: 80px;

  font-size: 74px;
  color: red;
  border: red solid 3px;
  background-color: white;
}

.sample02 {
  width: 80px;
  height: 80px;

  font-size: 74px;
  color: black;
  border: black solid 3px;
  background-color: white;
}

.sample03 {
  width: 80px;
  height: 80px;

  font-size: 74px;
  color: blue;
  border: blue solid 3px;
  background-color: white;
}

< 「flexbox」作ってみよう実践:ヨコ方向>

それでは「実践」していきましょう。

作るものは前回と同じです。

今回は「コードを見ながら」作っていきましょう。

<置き場所>

画像flex-box-basics101

html

    <div class="box01">
      <h2 class="sample01">1</h2>
      <h2 class="sample02">2</h2>
      <h2 class="sample03">3</h2>
    </div>

css(親要素)

.box01 {
  width: 330px;
  height: 120px;
  background-color: rgb(86, 185, 169);

  display: flex;
  flex-direction: row;
  justify-content: space-around;
  align-items: center;
}

<並べるもの>

画像flex-box-basics102

html

    <div class="box01">
      <h2 class="sample01">1</h2>
      <h2 class="sample02">2</h2>
      <h2 class="sample03">3</h2>
    </div>

css(子要素)

.sample01 {
  width: 80px;
  height: 80px;

  font-size: 74px;
  color: red;
  border: red solid 3px;
  background-color: white;
}

.sample02 {
  width: 80px;
  height: 80px;

  font-size: 74px;
  color: black;
  border: black solid 3px;
  background-color: white;
}

.sample03 {
  width: 80px;
  height: 80px;

  font-size: 74px;
  color: blue;
  border: blue solid 3px;
  background-color: white;
}

<完成>

画像flex-box-basics100

<ここからは命令を「プロパティ」と書きます>

ここで1つ注意点があります。

今まで「cssの命令」と説明してきました。

この「cssの命令」は、正確には「プロパティ」と言います。

なので以降「cssの命令」を「プロパティ」と書いていきます。

ちなみに

赤色は「プロパティ」、青色は「値(あたい)」といいます。

css

.box01 {
  width: 330px;
  height: 120px;
  background-color: rgb(86, 185, 169);

  display: flex;
  flex-direction: row;
  justify-content: space-around;
  align-items: center;
}

作る手順:実践編

作る手順も前回と同じで、以下の手順で並べます。

1:「flexbox」開始を宣言
2:ヨコ方向かタテ方向どちらに並べるかを決める
3:主軸の調整
4:交差軸の調整
5:完成

それでは、
順番に見ていきましょう。

<1:「flexbox」開始を宣言>

まずは「flexbox」の開始を宣言します。

「flexbox」のプロパティは全て親要素へ入れます。

html

    <div class="box01">
      <h2 class="sample01">1</h2>
      <h2 class="sample02">2</h2>
      <h2 class="sample03">3</h2>
    </div>

css(親要素)

.box01 {
  width: 330px;
  height: 120px;
  background-color: rgb(86, 185, 169);

  display: flex;
  flex-direction: row;
  justify-content: space-around;
  align-items: center;
}

<2:ヨコ方向かタテ方向どちらに並べるかを決める>

次に「ヨコ方向」「タテ方向」どちらに並べるかを決めます。

「flexbox」のプロパティは全て親要素へ入れます。

画像flex-box-basics100

html

    <div class="box01">
      <h2 class="sample01">1</h2>
      <h2 class="sample02">2</h2>
      <h2 class="sample03">3</h2>
    </div>

css(親要素)

.box01 {
  width: 330px;
  height: 120px;
  background-color: rgb(86, 185, 169);

  display: flex;
  flex-direction: row;
  justify-content: space-around;
  align-items: center;
}

<3:主軸の調整>

次に「主軸の調整」します。

主軸は「並べる方向」でした。

画像flex-box-basics103

主軸を調整しましょう。

どれにしましょうか?

今回は「均等割り2(space-around)」にします。

画像flex-box-basics100

html

    <div class="box01">
      <h2 class="sample01">1</h2>
      <h2 class="sample02">2</h2>
      <h2 class="sample03">3</h2>
    </div>

css(親要素)

.box01 {
  width: 330px;
  height: 120px;
  background-color: rgb(86, 185, 169);

  display: flex;
  flex-direction: row;
  justify-content: space-around;
  align-items: center;
}

<4:交差軸の調整>

最後に「交差を調整」します。

交差軸とは「主軸と反対の軸」のことでした。

画像flex-box-basics109

交差軸を調整しましょう。

どれにしましょうか?

今回は「中央(center)」にします。

画像flex-box-basics100

html

    <div class="box01">
      <h2 class="sample01">1</h2>
      <h2 class="sample02">2</h2>
      <h2 class="sample03">3</h2>
    </div>

css(親要素)

.box01 {
  width: 330px;
  height: 120px;
  background-color: rgb(86, 185, 169);

  display: flex;
  flex-direction: row;
  justify-content: space-around;
  align-items: center;
}

<5:完成>

これで完成です。

画像flex-box-basics100

<おさらい>

1:「flexbox」開始を宣言
2:ヨコ方向かタテ方向どちらに並べるかを決める
3:主軸の調整
4:交差軸の調整
5:完成

html

    <div class="box01">
      <h2 class="sample01">1</h2>
      <h2 class="sample02">2</h2>
      <h2 class="sample03">3</h2>
    </div>

css

.box01 {
  width: 330px;
  height: 120px;
  background-color: rgb(86, 185, 169);

  display: flex;
  flex-direction: row;
  justify-content: space-around;
  align-items: center;
}

.sample01 {
  width: 80px;
  height: 80px;

  font-size: 74px;
  color: red;
  border: red solid 3px;
  background-color: white;
}

.sample02 {
  width: 80px;
  height: 80px;

  font-size: 74px;
  color: black;
  border: black solid 3px;
  background-color: white;
}

.sample03 {
  width: 80px;
  height: 80px;

  font-size: 74px;
  color: blue;
  border: blue solid 3px;
  background-color: white;
}

「flexbox」実際にやってみよう

「flexbox」の並べる様子を見てきました。

どうでしたか?

何となく見えてきましたか?

次は、コードを自分のパソコンへ入力して実際にやってみましょう。

直接、自分の手でやると理解が深まります。

理解が深まるとページ作りが今よりもっと楽しくなりますよ。

超おすすめです。

<完成>

画像flex-box-basics100

html

    <div class="box01">
      <h2 class="sample01">1</h2>
      <h2 class="sample02">2</h2>
      <h2 class="sample03">3</h2>
    </div>

css

.box01 {
  width: 330px;
  height: 120px;
  background-color: rgb(86, 185, 169);

  display: flex;
  flex-direction: row;
  justify-content: space-around;
  align-items: center;
}

.sample01 {
  width: 80px;
  height: 80px;

  font-size: 74px;
  color: red;
  border: red solid 3px;
  background-color: white;
}

.sample02 {
  width: 80px;
  height: 80px;

  font-size: 74px;
  color: black;
  border: black solid 3px;
  background-color: white;
}

.sample03 {
  width: 80px;
  height: 80px;

  font-size: 74px;
  color: blue;
  border: blue solid 3px;
  background-color: white;
}

「flexbox」基礎編まとめ

「flexbox」とは、
親要素へ命令を入れ、子要素を並べる機能です。

「flexbox」は、
以下の手順で子要素を並べていきます。

手順プロパティと値
1:開始宣言display: flex
2:方向を決めるflex-direction: row
3:主軸justify-content: space-around
4:交差軸align-items: center

主軸とは「並べる方向」のことです。

画像flex-box-basics103

交差軸とは「主軸と反対の軸」のことです。

画像flex-box-basics109

「flexbox」基礎編(2)タテ方向へ続きます。

以上
よくわかる「flexbox」基礎編(1)ヨコ方向(html,css)
ありがとうございました。

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